正式には、草の仕立てとなり、柱の部分が細く「輪補仕立て」と呼ばれています。
茶掛けの表装から、古く傷みのある茶掛けの修理・修復なら信頼と実績の清心堂にお任せ下さい。
千 利休は『茶掛けは輪補にかぎる』との言葉を残しています。
その言葉が広く伝わり、輪補仕立て=茶掛けと言われるようになったと思われます。
小堀 遠州は柱の太い行の仕立てを好んだと言われております。
草の仕立てには、草の行・草の草と2 種類あり、草の草は一文字と風袋が付きません。
草の行
輪補仕立て(縦物)
草の行
輪補仕立て(縦物)
草の行
筋分け輪補仕立て
お手持ちの色紙など小さい作品を茶掛けにしてみませんか?
色紙を薄く剥がして掛軸に表装出来ます。
利休の師匠とも言われる武野紹鷗は、ある日利休と万代屋・宗安邸を訪れます。
宗安は不意の来訪で庭の掃除が行き届かなかったため「八重むぐら」の色紙を掛軸に張り付けて、それを掛けたところ、両人はいたく感動したと、伝えられています。
台嵌め表具は、これから始まったとも言われ、この形の仕立てがとても流行ったとも言われています。
角倉金襴
畠山金襴
竹屋町金襴
利休緞子
荒磯緞子
独楽繋ぎ緞子