『掛軸の修理・修復(雨宝童子)④』
欠損部分の修復を終えて最初の裏打ちを行ったあとは折れ切れの補強修理に入ります。
最初のブログでもお話した通り、折れて見える部分の大半は既に切れている事が下記の写真で分かると思います。
写真はガラスの台に本紙をのせ、下から光を当てた写真です。
白く見える線は切れている所です。
この部分を裏から細く切った和紙ですべて補強します。
これをしないとかならず将来同じ所から折れ切れが発生します。
けして危険を伴う作業ではありませんが根気のいる作業となります。
特に横切れの多い本紙の下の部分

補強修理をした後の写真(白い部分が補強した細い和紙)
