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『屛風の修理・修復⑦』

四重に下張りされた下地を再度しめ、整え六曲に組んでいきます。

竹釘を打ち込み締めます。。
外縁の紙の重なりなどを整える。
下地6枚を一つにまとめて直方体に削ります
直角を見る。
組むための羽をつける。
羽を組んでいく。
本紙や裂地を今後貼るため数ミリの余裕を作るため「あいさ」を入れる。
羽を組んだ後「あいさ」を入れた後に
「馬貼り」を行う。
「馬貼り」は一度乾燥してから裏返しにして「馬貼り」する。

屏風の下地作りは何重もの下張りと6枚を正確に削り組んでいきます。
六曲の場合の組方は非常に複雑に出来ています。